ご無沙汰しております。ハウテレビジョンの鷲塚です。日が経つのは早いもので、前回のブログから4カ月も経ちました。
前回の記事では非エンジニアの私がMagicPodを使ったテストケース作成を紹介させていただきました。
今回は4か月経った現在の近況報告をしたいと思います。
近況
5月から本格的にテストケース作成に取り組み、MagicPodの操作や使用方法の試行錯誤の日々を送っておりました。
途中、業務の事情からテストケース作成を一時中断することもあり、現在はテストケース5件作成したきりの状態です。。。
MagicPodの自動化プロジェクトの健全度と改善案を確認できる「ヘルススコア機能」では100点満点中25点という低い点数となってしまいました。
作成してみての感想
少ないテストケース作成ですが、共通して発生する以下のエラーに苦戦しました。
・指定したUI要素が見つからない
・指定したUI要素が複数該当し、一意とならない
MagicPodは画面のUI要素を指定するだけで簡単にテストケースを作成できますが、実行前に指定したUI要素がユニークなロケータかどうか判断が難しいという点があります。
ビルドのたびに生成されるランダムなIDが含まれる場合あり、実行してエラーが発生する度にロケータ指定の見直しと修正が大変と感じました。
こういったケースの場合、data-testidを実装に付与することでユニークIDとして認識されエラー発生を防ぐことができますが、現在の実装ではid付与がされていないため、代用手段としてXpathを活用してエラーを回避しています。
とはいえ、data-testidが最も安定したロケータであることは変わりないので、エンジニアチームの協力をいただいて「変更に強いユニークID」付与を推進してければと思います。
最後に
今後やっていきたいことについてです。まずはヘルススコア改善に向けて
・テストケースを拡充する
・テストケースを日時実行する
・定期実行によるテストを安定して成功させる
ヘルススコア100を目指していきたいと思います。