はじめに
こんにちは!
2024年4月から約三ヶ月間、株式会社ハウテレビジョンでエンジニアとしてインターンをしている@soma_takataです。普段は個人開発や長期インターンシップでWebアプリケーションの開発を行っています。
今回は、「こんなに成長してもいいんですか!」と自分が思えるほど充実していたインターンについて、具体的な経験をお伝えします。
株式会社ハウテレビジョンのインターンに興味を持っている皆さんに、少しでも参考になればと思います。
インターンで何をしたのか
私がインターンで主に取り組んだプロジェクトは、外資就活ドットコムに関わる基幹システムのリプレイスです。
具体的には、バックエンドをCakePHPからGoに、フロントエンドをTypeScript/React/Next.jsに移行し、ユーザー体験の向上と技術負債の防止を目指しました。
開発チームの一員として、社員の方々と同じ業務を担当しました。具体的には、
- 画面のデザイン(自分からお願いしてやらせてもらいました)
- 画面仕様書の作成
- 実装
- テスト
- リリース
これらのタスクを通じて、私は紹介キャンペーンページのリプレイスを担当しました。以下がリプレイス前とリプレイス後の画面です。
ご覧の通り、デザインが「見やすくて、わかりやすい!」ものに進化しています。このデザインは、デザイナー高田さんのレビューを受けながら、自分が作成したものです。
私がリリースまでに行った具体的なステップは以下の通りです。
- 紹介キャンペーンのページのリプレイスを任される
- 画面の構成、機能を把握するため「画面仕様書を作成」
- 画面仕様書を元に新UIの設計
- UIのレビューをいただき、修正を繰り返す
- UIの完成
- UIを元に実装
- テストケースの作成
- テスト
- リリース
インターンシップを通して学んだこと
ヒアリングの重要性
インターンシップを通じて、ヒアリングの重要性を痛感する出来事がありました。ある日、紹介キャンペーンの入稿方法が変更されることになり、マーケティング担当者との打ち合わせに同席させてもらいました。
当時、私は入稿テンプレートは一つだけで十分だと考えていました。実際にエンジニアの方からもらった情報もテンプレートの写真一枚だけだったため、「これで大丈夫」と安心していました。
しかし、打ち合わせを進める中で、実際には複数のテンプレートが必要であることが判明しました。この瞬間、「やっちゃったな」と冷や汗が出たのを覚えています。このような認識のズレは、事前のヒアリング不足が原因でした。
この経験から学んだのは、以下のポイントです:
- 使用者との目線を合わせる: ページや機能は誰が使うのかをしっかりと考え、使用者の視点に立つことが大切だということ。
- 現状や課題のドキュメント化: ヒアリングで得た情報をもとに、現状の問題点や要望をドキュメントとしてまとめ、チーム全体で共有し全員の理解を一致し情報の齟齬をなくすこと。
提案することの大切さ
今回のインターンで私がデザインの段階から関わることができたのも、自分から提案を行ったからです。ユーザーに良い体験を提供するためには、現状のUIでは文字量が多く、伝えたい内容がわかりにくいという課題がありました。
そこで、自身のデザイン経験を活かし、課題をまとめた上でプロジェクトマネージャー(PM)に提案しました。
提案することで、以下のようなメリットが得られました:
新たな機会の創出:
提案を通じて、新しいプロジェクトや役割に挑戦する機会が生まれ成長の幅が広がり、自分の意見やアイデアを積極的に出すことで、新たなチャンスを掴む事ができました。
自己成長: 提案することで自分の考えを整理することにより他者に伝えるスキルが向上し、提案が実現すると自信につながり、失敗を恐れずに挑戦することで、自分自身の成長を実感することができました。
最後に
今回のインターンでは、普段経験できないようなことをたくさんさせていただき、自分自身の成長を大いに感じることができました。
株式会社ハウテレビジョンのインターンシップに興味を持っている方に、今回のブログが少しでも参考になれば幸いです。
三ヶ月という短い期間でしたが、外資就活ドットコムの開発チームの皆さん、本当にありがとうございました。