前書き
外資就活プロダクトエンジニアリングチームに所属している田です。
今年もAWS Summit Japanが6月20日(木)、21日(金)の二日間に渡り開催されます、 皆さんも行かれますでしょうか?
ご存知の方も沢山いらしゃると思いますが、AWS 認定者ラウンジ
が会場に存在します、
AWS認定資格のうちいずれかを保有していれば入場可能です。
私が2023年の末に初めてAWS認定資格を取得しまして、まだラウンジに入場したことがありませんが、 公式の説明ですと下記の特典が用意されてます。
飲み物、電源、専用 Wi-Fiをご用意していますので、休憩やワークスペースとしてご活用ください。 また、認定資格ごとのキャラクターステッカーをご用意しています。 保有している認定のキャラクターステッカーを差し上げているほか、全12認定をお持ちの方にはTシャツをご用意しています。
本国のラウンジにちょっとした豪華の食事もあるようですが、 今年入場できることをとても楽しみにしてます。
資格取得に関して
資格は取得した方が良いですか? 形態
によると思います。
筆者が新社会人になった時に、労働者派遣事業
をしてるIT企業に入り、
資格の重要性は上司からいつも聞かされました、
それは資格持った方が派遣先に入れやすいからです、 そのため、受験費用も会社持ちですし、合格すれば、祝い金や昇給もありました。
でも、自社サービス
を開発する会社に勤める場合、資格はそれほどの重要性はありません、
福利厚生として試験代を立て替えてくれるいい会社もあれば、自費で取るしかない会社も少なくありません、
普段の業務をちゃんとこなせていれば、ブラックジャック状態でも誰も文句は言いませんからです。
勤務形態のことを去っておき、個人の勉強
として資格取得するのはどうでしょうか?
あくまで筆者個人
の考え方ですが、今において、それも一長一短の話だと思います。
例えば、創業5年くらいの中小企業でWebサービスを開発するバックエンドエンジニアとして、 AWSを業務に使用する場合、下記のようなサービスを使用することが多いでしょう、
サービス | 説明 |
---|---|
EC2 | 仮想サーバーを起動し、実行するためのサービス。 |
RDS | 管理型リレーショナルデータベース(MySQL、PostgreSQL、Oracleなど)のデプロイと管理を提供するサービス。 |
S3 | オブジェクトストレージサービス。静的ファイルのホスティングやアプリケーションデータのバックアップなどに使用される。 |
Lambda | イベント駆動型のコンピューティングサービス。サーバーレスアーキテクチャの構築や、特定のイベントに反応するマイクロサービスの実装に使用される。 |
API Gateway | APIを構築、デプロイ、管理するためのフルマネージドサービス。APIの認証、トラフィックの管理、モニタリングなどを提供する。 |
IAM | アイデンティティとアクセス管理を提供するサービス。ユーザーやロールの作成、アクセス権限の管理、マルチファクタ認証の設定などが可能。 |
CloudFormation | インフラストラクチャのコード化と自動化を可能にするサービス。AWSリソースのテンプレートベースの管理とデプロイを行う。 |
CloudWatch | AWSリソースのモニタリング、ログの収集、アラートの作成、ダッシュボードの構築などを提供するサービス。 |
VPC | 仮想プライベートクラウドを構築するためのサービス。AWS内のリソースをプライベートネットワークに接続し、セキュリティを強化する。 |
SQS | メッセージキューサービス。分散システム間の非同期メッセージングを可能にし、耐久性、スケーラビリティ、信頼性を提供する。 |
コンテナ使用していれば、ECS
やEKS
も使うかもしれませんが、
AWS入門資格のCloud Practitionerを受験する場合、上記のようなサービスを理解する以外に、下記のようなビジネス知識も求められます。
- AWS クラウドの価値を説明する。
- AWS の責任共有モデルを理解し、説明する。
- AWS クラウドのコスト、エコノミクス、請求方法を理解する。
- 一般的なユースケース向けの AWS のサービスを特定する。
さらにSolutions Architect - Associateを受験する場合、特定のサービス構築時にAWSのサービスを使用する前提のベストプラクティス構成を問われる場合もあります、
ご自身の業務内容と全く関係ない業種のサービスの話聞かれてもよくわかりません、
そのため、どうしても試験対策用の勉強
をしなければいけません。
AIブームの今、勉強できる時間は極めて貴重な存在、それをどう使うか、ご自身のこれからのキャリアの価値に大きく影響します。 趣味で資格沢山取得されてるすごい方もいらしゃると思いますが、筆者は文字読むのさえ苦手のため、ある程度苦労しなければ、資格取得できません、 それでも取った方がいい、付加価値の高い資格をいくつかをお勧めして終わりたいと思います。
AWS認定 - Solutions Architect - Associate
現在(2024年5月)、AWSは国内だけでなく、全世界でシェアNo.1の地位を占めています。
AWS関連の資格は非常に需要が高く、ソリューションアーキテクト アソシエイト資格の難易度は全体の中間程度です、比較的容易に資格取得が可能であり、また、AWS認定者ラウンジの入場券
としても利用できます。
Microsoft - Azure Fundamentals
AzureはMicrosoft社が提供する既存サービスとの連携・移行がスムーズであることから、既に導入している企業にとっては利用しやすいという利点があります、国内では古くから存在する大手企業が利用されることが多いです、 Azure Fundamentalsは入門向けの資格であるため、比較的に取得しやすいです。
Google Cloud認定資格 – Professional Cloud Architect
GCPはクラウド市場で急速に成長しており、多くの企業がGCPを採用しています。そのため、Professional Cloud Architect資格取得者は、企業からの需要が高いとされています。 さらに、合格すれば、Google Cloud グッズがプレゼントされます。
ウェブデザイン技能士
国家資格です!取れば一生失効しません! 技能士を称することができます、 以上。